「黄昏」

2006年11月22日 ポエム
世界から零れるよりも先に君が触れて
どうか僕の不在を証明してよ

何処にも続かないここの身体に
どうか君だけが嘆いてよ

君から溢れた雫に 僕が侵されてしまう前に

与えられた時間を嘲って
取り落とした心に浸る

空想で充たされた脳髄に穿つ風穴
大切でしたか その橙色は

ああ 最早
こんな情景に意味なんて

結局 この嘘だけが全てだったんだから。

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