「ごめんね」

2007年12月13日 ポエム
どんなに好きになっても 綺麗になれなくてごめんね
想う度に醜くなっていくよ
欲しくて逃げたくて触れたくて突き放したくて

どんなに好きになっても 優しくなれなくてごめんね
自分の言葉の刺に泣きたくなるよ
待っていていかないで見捨てて勇気はない

言葉も態度も心も追いつかなくて
ねぇ君が好きだよ
でも傷つくのが怖くて
でも知り合うのが怖くて
でも解り合うのが怖くて

たとえ心音を重ねても たとえ呼吸を重ねても
分かち合えないものがきっとあるから
許し合えないものがきっとあるから

そんな仮定の未来ばかり怖がってる
私はきっと強がりな弱虫

君がいる永遠もここにはなくて
君がいない永遠もここにはなくて
時間が癒してくれる痛みを 感情を 後悔を
私は恐れてばかりいる

裏腹に気付いてる
私が本当に嫌いなのは私が本当に怖いのは
君がいなくても歩いていけるずっと先の自分自身





あぁぁああ。
こんなのが書きたいわけではなかったのに。
バンプの、詩は、神だと思う。
私じゃ一生かかっても、あんなフレーズは浮かばない。
という話を、こないだ相方とした。
同列にラッドを並べてた。

再び呼吸をするときは、君と一緒に。

詞も曲も総合してならば、今まで耳にしたことのあるバンプの曲の中ではラフメーカーが一番好きな石凪です。

一応物書きとして最近思う事は、詩でも小説でも何でも、目にしてくれた誰かの心の片隅に引っかかったり、微かでも影響を与えたり、そういうものが書けるとしたら、それは凄く凄い事なんだよな、という事。
たとえ二次作だとしても日々そんなものを目指しつつ、所詮自己満足だこらぁ!と叫びながら生きているわけだけれど。



どうでもいいこぼれ話。
今話題のスイーツ(笑)小説。
あれ、もし仮に同じ設定とか展開で書けって言われたら、私の方が確実に上手く書ける自信は、ある。
けれど、それじゃあ絶対に売れないのよね。話題にもならない。
何故なら、私が書けば原作よりは多少は「小説」らしくマシなものになるだろうけれど、そんなものは中高生は読まない。

私の方がうまいって言いたいわけじゃないし、世間から評価されたいって言ってるわけでもない。

そーゆーものが話題になり、ヒットし、映画になり、もてはやされ、金を生む時代だという事。

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